三原堂のこだわり

創業以来の伝統と
これからの和菓子の姿

池袋三原堂 初代 齋藤助治は東京日本橋水天宮前の三原堂本店にて修行後、暖簾分けを受け独立、昭和12年(1937年)に池袋にて創業致しました。
吟味に吟味を重ね厳選した原材料のみを用い、伝統と熟練の技術で御菓子を製造するという助治の理念は戦中戦後の困難期を経て現在も受け継がれています。
伝統を受け継ぎつつ時代の変化に即し新たな物を柔軟に取り入れる。
初代の理念を胸に、これからの和菓子の姿を求めて歩みを進めて参ります。

素材のはなし

使用する餡は御菓子の種類によりそれぞれ専用に練り上げます。
素材の選定にもこだわり、北海道のブランド小豆「雅」を始め餅米は新潟県産、黒糖は沖縄県産、和三盆は香川県産など吟味したものを使用しています。

三原堂の和菓子づくり

四季折々その姿を変える季節の和菓子。
思わず笑顔になる池袋ならではの和菓子。
これまでも、これからも。毎日丁寧に手作りしています。
大切な方への贈り物は勿論、日々のお茶請けに是非ご利用下さい。

江戸川乱歩先生と三原堂

日本ミステリー小説の第一人者で池袋ゆかりの文豪江戸川乱歩先生は戦前戦後と当店をご贔屓下さいました。
作品中で「この店は池袋名物のうちでも光った存在の一つであろう」と嬉しいお言葉も頂戴いたしました。
あまりお酒を召し上がらず、大の甘党でいらっしゃった先生はよく着流し姿でフラりとお立ち寄りになられたそうです。
品物の準備が出来る間、店主との会話を楽しまれたり、熨斗にご自身で筆を走らせたりする事もあったとか。
※現在も残る「旧江戸川乱歩邸」は一般公開もされています。詳しくはこちら

和菓子を包む
孤高の日本画家「粛粲寶」

池袋三原堂 初代 齋藤助治は多くの画家、版画家、俳人などとの交友があり、その中でも孤高の日本画家、粛粲寶(しゅくさんぽう)先生とは親しくお付き合いをさせて頂いておりました。
その御縁から、包装紙、紙袋、菓子の銘などを一括してデザインして頂きました。
非常に素晴らしい出来栄えであったため、助治は「折角であるから、のれんの皆で共有しよう」と他の三原堂へ紹介し現在でもほとんどの店舗で包装紙などが使用されています。
S-Gallery 粛粲寶美術館
NSG美術館

池袋三原堂

池袋三原堂

所在地
〒171-0021
東京都豊島区西池袋1-20-4
地図を見る
TEL
03-3971-2070
FAX
03-3983-2637
営業時間
10:00〜18:00
定休日
月曜日
アクセス
JR・東京メトロ他 池袋駅より徒歩1分